2012年12月24日

TEAC USB DAC/ステレオプリメインアンプ A-H01-S

 18歳のときに,PanasonicのCDステレオシステム(SC-CH350)を購入して,自宅で音楽を再生するのはすべてこのコンポを使っていた。もう20年になる。10年前くらいから,カセットは再生できなくなり,5年くらい前からCDも再生できなくなっていた。しかし,当時はiPodを所有していたので,ラインで繋いでiPodを再生するためのアンプとしてずっと使用してきた。それで十分に役目を果たしていた。しかし,さすがに無駄に大きいのと,入力端子が1個ということで,不便を感じ,新品を購入することにした。最初は,オーディオ・コンポを買う予定だったのだが,良く考えてみるとCDプレーヤーというのは,必要ない。なぜなら,パソコンに音楽を取り込んだら,基本的にCDは使わないからだ。そのため,CDプレーヤーを除いたもので何か良い製品はないかと探していると,本製品が,価格,デザイン,機能性などのこちらの要件をすべてを満たしていた。こちらの欲しかった機能は,デジタル入力とライン入力で,できる限り多い方が好ましかった。この製品には,ラインが2系統,デジタルもコアキシャルとオプティカルの2系統,しかもUSBによるPC接続までできるとあって,本当に至れり尽くせり。この商品を発見したときは,その仕様を見ただけで感動した。
 そして,実際に製品を使っての感想は,素晴らしいの一言!この小さいサイズに,必要な機能がすべて入っている!デザインも落ち着いていて素晴らしい。そして,音質も本当に素晴らしい。私が最も驚いたのは,イー・モバイルのスマホ(S51SE)をライン接続で音楽を再生した時に,明らかに音質が向上していることが実感できたことだ。正直,「こんなに違うものなのか!」と本当に驚いた。今まで聴いていたのが,20年前のコンポとはいえ,当時はそれなりの値段のしたコンポだ。しかし,その音質とはまったく違う。具体的には,低域と高域が出るようになった。つまり,ベースの音や,ハイハットの音がよりはっきりと聞こえるようになった。また,意外だったのは,音楽中のSE系の音がよりリアルに聞こえた。そのせいか,これまで聴いていた音楽が,より立体的に聞こえるようになり,今まさに全曲を聴き直しているところだ。詳しいことは,わからないがデジタル・アンプというのは,確かに音質が向上するということをこの製品で実感した。また,スピーカーは,SC-CH350のものを流用しているので,逆に言えば,この20年,スピーカー本来の性能を出し切れていなかったとも言える。スピーカーは,今後新しいものを購入する予定なので,更なる音質向上が期待できる。
 この製品を通して,私が認識は,今まで私が聴いていた音楽が,実は,作曲家が作った音楽とは違っていたという事実である。例えば,20年前に購入したCDを改めてこのアンプを通して聴くと,「こんな音が入っていたのか」という驚きが,一度や二度ではない。当時の作曲家が,伝えたかったことが,私にはすべて伝わっていたわけではなかった。あんなに大好きな作曲家だったのに。そういう思いが込み上げてきて,とても申し訳ない気持ちになった。しかし,それは当時の技術がその程度であったので,仕方のなかったことかもしれないが。
 やはり,音楽を楽しむには,ある程度本格的な製品を使うべきだと,つくづく実感した。この製品は,本当にお勧めします。
posted by J.HASE at 18:09| Comment(0) | 製品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする